ファーム重蔵ならではの栽培方法

ファーム重蔵ならではの栽培方法

微生物が棲む豊かな土壌で育てるトマト

ご家庭で愛情たっぷりに育てた子どもは健やかに育ちますよね?それと同じように、豊かな土壌でトマト自身の生命力を最大限に活かしつつ、手間ひまかけて育てたトマトは健康で味もおいしくなります。

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天候に左右されることなくおいしいトマトを作る

ファーム重蔵のトマト栽培はん病気、味はもちろを減らして収量をある程度確保することを大切にしています。そのための鍵となるのは、土づくり。まずは肥料計算を行いながら、土の中のカルシウムの割合が6割、マグネシウムが2割、カリウムが1割の土づくりをスタート。マンガン、鉄、モリブデン、硫酸銅、硫酸亜鉛を定期的に吸収させ、土に窒素を穏やかに効かせて微生物を増やしていきます。実はこの微生物の生死がさまざまな種類のアミノ酸を作り出すのです。丈夫なトマトは微生物がひしめくいい土に根を張って育つのですよ。

こうした土づくりがしっかりとしていれば、天候に左右されることなくおいしいトマトを作ることができるのです。人に例えると、胃腸がしっかりしていれば体が丈夫であるのと同じですね。

土のミネラル成分

ファーム重蔵のハウス

また風通しを良くするためにハウスの天井を高くして、クロマルハナバチで受粉させます。「なぜわざわざマルハナバチで受粉をさせるの?」と思う方もいるでしょう。その理由は疑似ホルモンを使うより、クロマルハナバチで受粉するほうが種がしっかりとできるからです。種のまわりは酸味があり、この酸味と実の甘みのバランスが取れたトマトが「栄養のカプセル」だと私たちは考えています。疑似ホルモンを使うと、形のよいトマトができる反面、栄養と味に大切な役割を果たす種がなくなってしまうのです。

私たちにとってマルハナバチは大切な仲間。彼らが元気に生きられる環境にするために、農薬もマルハナバチに影響のないものを選んでいます。またマルハナバチの天敵ともいえるセキレイやムシヒキアブから守るために、ハウスの周りにはネットを張って防御します。ハチが元気に飛び回れる環境で作るトマトは、人にとってもいい環境ですよね。このように私たちは「栄養満点でおいしいトマトを作るための総合プロデュース」をしながら、すべての生き物にとって幸せな環境で大切にトマトを育んでいます。

  • 通常のハウスとの天井高さ
  • ハウスの写真

美味しさの小ネタ

クロマルハナバチについて(日本原種 クロマルハナバチ)

クロマルハナバチは、日本固有の在来種です。ミツバチ に近い仲間で花(花蜜、花 粉を生活の糧にして生活し ている蜂です。性質はおとなしく高温時にも活性高いので、ハウス栽培にとても適した蜂です。他の蜂に比べ1回に運ぶことができる花粉量が多い特徴をもっています。

クロマルハナバチについて

私たちのトマトづくり3つの自慢

  • ファーム重蔵ならではの栽培方法ファーム重蔵ならではの栽培方法 ご家庭で愛情たっぷりに育てた子どもは健やかに育ちますよね?それと同じように、豊かな土壌でトマト自身の生命力を最大限に活かしつつ、手間ひまかけて育てたトマトは健康で味もおいしくなります。
  • 抜群の栄養バランス抜群の栄養バランス ファーム重蔵が考えるおいしいトマトとは、トマトの旨味成分であるグルタミン酸の甘さを持ったもの。酸味やミネラルバランスがよく濃縮された、「栄養のカプセル」としてのトマトです。
  • 自然に囲まれた畑自然に囲まれた畑 標高700〜900mに広がる、高山市丹生川町。豊かな自然と清らかな空気、雄蜂・北アルプスから流れる清冽な水に恵まれたこの地は高冷地野菜の生育環境に適し、トマトやほうれん草などの名産地として知られています。

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